~端蝿搾楳重短 紫戚闘~ ( http://gopara.tistory.com/1 )

2005/09/19 (01:26) from 211.186.110.228' of 211.186.110.228' Article Number : 7554
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lx10
私の自作オーディオ > 実験のメモ > JBL LX10


とある知人から購入したスピーカーボックスに、JBLのネットワークであるLX10が付いていました。
別のとある知人からLX10の周波数特性を測定するといいよ、と言われ早速測定と思ったのですが、二個の特性差がとても大きく、 まともな計測ができませんでした。

興味津津の私としては、おそらく内部端子の接触不良か抵抗の劣化だろうと判断し、分解することといたしました。


http://www6.ocn.ne.jp/~heiwa/88/lx10.html

しかしながら、どのようにこの箱を空けたらいいのか全くわかりません。 できればこの箱だけは使用し、内部は自作のネットワークにしたい希望があります。したがって手荒な事はできません。

トライ その1

まずはボンドで固めている所ではずしてやろうと考えました。長ボルトを二本抜いて、カッターで挑戦。しかし、全くの惨敗。 このボンドは半田ごてで融けるので再挑戦。臭い臭いを我慢したのですが、再度惨敗。




トライ その2

今度は、裏蓋を空けてやろう。そしたら開封のヒントが得られるかも知れない。と考え、四つのピンを外そうとしました。 ピン中央に穴があるので、この中にドライバーか六角レンチを入れるんだなぁ、いろいろやってみたが空かない。 しかしヒントはこのピンの材質にありました。アルミでできている事はきっとリベット打しているのだなぁ。 スクレィパーの先を頭に当てて、上からトンカチで叩きました。




見事裏蓋が開きました。中からはいろんなものが出てきました。そして、前トライで開けようとした所は、 なんとダイキャストの角でした。これではあきません。




動作不良の原因はやはり錆による接触不良でした。




早速回路を眺めてみますと、ローはスルーで、 ハイは1500Hzで、−12dB/oct(二重の−6dB/oct)でした。




私としては、単純な−6dB/octを希望しますので、次のように改造し蓋をしました。 蓋は先ほどのアルミピンの中央にM2.6のボルトが丁度入りました。




半固定抵抗は大阪日本橋の塚口勇商店で入手できます。




一部にお見苦しい点がありますが、完成の写真です。




肝心の音ですが、早速ヘンサー101に取り付けたところ、大満足でした。 今回、金属の接点により音質に大きな変化があることを知りました。 半田の種類により音が変わると仰る人の気持ちがわかるような気がします。


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